2006年7月13日木曜日

注文住宅には使い物にならない商品「住み替えローン」

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[窓の外を眺めるのが好きなレオン 2006]
今住んでいるマンションのローンが2550万円残っている。内訳は固定金利の公庫融資が2280万、変動金利の銀行ローンが270万。マンションが2000万ぐらいで売れたとしても500万円以上の借金が残ってしまう。

買い主に引き渡す前にマンションについた抵当を抹消する必要がある。つまりローンを完済する必要があるのだ。自己資金があれば良いが、家族全員の貯金をかき集めても200万弱ぐらい。これでよく家を建てるなどという気になったものだ。

また、金融公庫は自分が住む家を買うためのローンなので、マンションが売れなくて人に貸すとなったら全額返済しなければならない。退路はなかなか狭いのだ。

これらを解消するための「住み替えローン」という商品がある。新しい物件の購入金額に加えて、売却損の分の融資も受けられるというローンだ。ただしこれも銀行に都合が良く出来ていて、売却時点で新しい物件の建築確認ができていること、というのが条件だ。事実上注文住宅には使えない商品なのだ。

なぜ注文住宅に使えないかというと、要するに銀行は新しい物件に抵当権を設定したいのだが、マンションや建て売り住宅のようにすでに完成している物件ならすぐ抵当権が設定できるが、注文住宅では完成するまで抵当権が設定できない、ということのようである。

結局のところ「住み替えローン」なる商品も、銀行に都合良く作ってある商品にすぎないではないか。役に立たん。

さて、2社に依頼したマンション査定金額が決定した。結局、金額が高かった大手不動産流通M社に決定。売却だけならC社が良かったかも知れないが、M社は土地も扱っているので有利。試しに売り出し価格を高めにしてみることにした。どうなるか分からないが。

資金繰りの方は、今週の平日休みをとって地元のS銀行と都市銀行M銀行に行く事にした。「住み替えローン」でも注文住宅を建てられるうまいアイデアが出る事を期待。

>>続く

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